久し振りの海外である。
にっくき新型コロナウィルスのせいでここしばらく国内をコソコソウロウロする旅が続いたが、ようやく海外に出かけられる状況になった。
で、行き先は
台湾。
美味い食い物、優しい人々、そして何より素敵な珍寺の数々…。
久し振りの海外旅行のリハビリには持って来いの場所ではないか。
そして今回はもうひとつミッションがあった。
何をかくそう拙著
奉納百景の中国語版が
台湾で発売されたのだ。
どの程度の規模で販売されているのかを台湾の書店でリサーチしてこよう、という腹。
そんなこんなで大晦日の高雄空港に着陸。
この時期(2022年12月)、台湾では空港での検査や隔離期間も撤廃されていた。
ただし入国の際にPCR検査キットを入国者全員に配り、滞在中検査と検温を推奨?義務付け?はしていた。
で、もしもコロちゃん陽性だったら隔離されて帰国がどうなるか判らない、的な感じ。
いつもゆる~い旅をしてきた台湾だが、今回ばかりはその点においてはやや緊張感があった。
そして高雄の街中に出ると思いの外、マスク着用率が多くて驚いた。
それともうひとつ、物価の上昇問題。
以前からそんなに物価が安いところではなかったが、今回は所々で物価高を痛感した。
大晦日なのでチョット奮発して高雄の旗津までフェリーで行って名物の海鮮料理を食べに行ったのだが、コレが高い。
以前なら台北の高級店でもこんなにしなかったぞ、という感触。嗚呼円安…。
宿も日本のビジホ並みの値段でベッドしかない
独居房のような部屋。風呂トイレ共同。
うむー。コレは以前のようにタクシー乱発、というわけには行かないぞ、と初日から緊縮態勢。
そんなこんなで一抹の不安を残しつつ台湾の摩訶不思議な宗教世界にダイブする。
題して
…今回は高雄から台南、台中辺りを中心に旅する。
これまでの台湾旅行でも何度もお世話になった、勝手知ったるエリアである。
しかしそこには未だ見ぬ不思議な寺院が我々を待ち受けていたのである。
それでは摩訶不思議な台湾の珍寺世界へ行ってらっしゃーい!
台南
送天師
高雄
大崗山超峰寺
聚善堂
嘉義
嘉邑鎮天宮
開元殿
雲林
一旨山千佛寺
南投
慈徳院
桃園
福明宮
新北
九份老街
おまけ