台湾大佛列伝6





おまけ





相変わらずなところもあり、新しい発見もあり、の台湾旅だった。


そんな旅で見かけた風景をチョットだけ紹介。





タクシーから見えた妙にセクシーな店。



コレ、実は檳榔屋なのだ。

檳榔とは檳榔の実と石灰をキンマの葉でくるんだもので、中華版噛み煙草のようなもの。

台湾では比較的ポピュラーな嗜好品で、昔はトラックやタクシードライバーのオッサンとかが道端で真っ赤な汁を吐いているのをよく目にした。

最初見た時は吐血してるのかと思って驚いたが、よく見れば道端にたくさん血のような赤い汁がたくさん落ちていた。

そういえば最近はあまり見なくなったなー檳榔オヤジ。


20数年前、初めて台湾に行った際、南部の街道を走っていると街道沿いに派手な電飾でガラス張りの店の中に半裸のお姉ちゃんが客引きをしているのをしょっちゅう見た。

それがセクシー檳榔屋だったのだ。

ここ数年台湾全土でもほとんど見ることが無くなったが、ここ中壢にはまだ残っていたのか。




もう一軒あった。

流石に市街地だけに服装もおとなしめだ。

昔はもっと過激だったが、色々お上がうるさいんでしょう。








タクシーの中。



ブレードランナーのパトカーみたい。

情報量多過ぎだよ。







台中の廃墟。



市街地のど真ん中にある廃墟。

昔っから全く変わらない。

でも最近はたまに廃墟ツアーをやってるみたい。


川向かいにあった洋館の廃墟は今やリノベしてすっかりおしゃれ有名店に。

凄いね宮原眼科




宿の窓景。



台中の宿にて。

どんどん小綺麗になっていく街並みだが、裏に回ればこんな感じ。

ある意味心落ち着く風景。

左にトタンを寄せ集めたような屋根の上にはいつも同じ猫が昼寝をしていた。





以前訪れたことのある台中の南天宮



の隣に三傑の看板が。

レストランみたい。





台湾でのお楽しみといえばコレ。

高粱を蒸留した酒。

度数が58度ある。

コレを飲むと記憶がバシッと飛ぶ凄い酒だ。



特にこの今奨大麯は口当たりがよく、香りが良かった。

蒸留酒好きな方にはお薦め。





士林夜市。

最終日に寄った。

この日は九份、故宮博物館、士林夜市とまるで団体ツアーみたいなところばかり行った。しかも全部初めて。



台湾では日本以上にマスクの着用率が高かったが、それでも凄い人だ。

残りの現金を勘案しながら屋台で買い食いをする。


夜市近くのビル。



普通のビルに球体がめり込んだような恰好の建物。

地図で見たら東北表演芸術中心とあった。

そういえば昔、同じように巨大な球がめり込んだようなデパートが台北にあったが、どうなったかな?








書店にて。



もうひとつのミッション、書店リサーチ。

お陰様で各地の大型書店で拙著を発見することが出来て嬉しい限り。

本田不二雄兄貴の名著、神木探偵と並んでいて感無量でした。




…と、いつも通り何の脈絡もなく台湾の旅これにてお終いでございます。



おしまい



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