愛知大弘法巡り/愛知県


平成の空騒ぎ「哀☆血吸博」があった事さえ遥か昔に思える今日この頃、皆さんつつがなくお過ごしでしょうか?

私はその会場からも程近いところに大きな弘法大師像がたくさんあると聞き付けて、祭の後のすっかり冷え込んだ名古屋市北東部に行ってまいりました。

この濃密な大弘法ベルト地帯の存在はあまり知られてないが、みな昭和初期に造られたもので、しかもほとんどが私の大好きなコンクリート像なのだ。

一体、何故このチャリンコでも廻れるくらいの狭い地域内に集中的に大弘法があるのかは謎だが、時期的にも工法的にも若干の相互関係はあると思う。昭和初期の愛知県下で花開いた黎明期のコンクリ大仏ムーブメントを語る上で貴重な生き証人だ。

知多の八十八カ所を引き合いに出す迄もなく、元々愛知は大師信仰が盛んな地域であちこちにミニ八十八カ所や大師堂がある。

そんな中でも群を抜いてホットな大師信仰の形態を堪能しましょうか。

 

厄除弘法大師良福寺大弘法御花弘法大師勝川大弘法春日井駅前弘法

 


2005.11.

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