インド洋の真珠、光り輝く島、スリランカ。
そんなスリランカで修行初めを敢行してきました。
最近は津波、内戦と災難続きの大変なご様子。
実際に南部の沿岸部を訪れれば津波で壊された建物の残骸が数多く残り、慰霊のモニュメントも見られる。
頻繁に起こるテロ。私がかの国を去った翌日にも自爆テロがあったそうな。
実はここ数年来、スリランカ行きを狙っていたのだが、その度に「大仏とか見に来ました〜」とか口が裂けても言えない程のウルトラシビアな国情が続いていたので渡航自粛していたのだが、珍寺大道場開設10年目突入の節目の年、もうそろそろ行ってもいい頃かな〜、と勝手に判断し、満を持して行ってきた次第。
スリランカといえばカレーと紅茶と仏教の国。
2500年前にインドで興った仏教の姿を今に留める超オールドスクール仏教。
…といった内容がスリランカを紹介する本などには書いてあるのだが、実際に行ってみると、どうも様子が違う。
もちろんお寺はそこかしこにあるのだよ。
でもそれに劣らずキリスト教会やヒンズー寺院、イスラムのモスクも数多く存在しているのだ。
少なくともタイやミャンマーのような仏教モノカルチャー国ではない。他の宗教もメチャメチャ盛んである。
まあ、元々イギリスやオランダの植民地だったし、ヒンズー教徒のタミル人も多く住んでいるので当然といえば当然なのだが、勝手に仏教国だと思い込んで乗り込んでみると、そこはキリスト教やヒンズー教、イスラム教とせめぎあう仏教世界の最前線地域であった。地域的にも歴史的にも大声で信仰を主張していかないと他の信仰に押しつぶされてしまう程のシビアな信仰世界、それがスリランカ仏教が置かれているポジションであるように思えた。
そんな他宗教との競争を余儀なくされているスリランカ仏教、その象徴といえば…
それはズバリ大仏である。
この国は大仏にあふれている。コロンボから一歩出れば道端には大仏大仏大仏…
この国では間違いなく信号の数より大仏の方が多い。
そんな大仏帝国の中でもキング級の大仏さんをいくつか紹介したいと思う。
ガタガタ道に揺られ、昼飯もロクに食べず、おしっこも我慢し、スリランカ人に笑われながらも目指すは大仏大仏また大仏。
世界の大宗教と渡り合うかのような大仏の姿はまるでマジンガーZのように頼もしかったぞ。
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