ワット
シーロイ/アントン県
WatSiRoi/AngThong
お次は椅子お座り系の大仏があるワット シーロイ。
境内は閑散としており、近所のコドモ達が鬼ごっこをしているだけだった。
これは仏教国全体に共通していえる事だと思うのだが、夕方になるとお寺の参拝客がガクッと減る。
もっともここの場合、朝っぱらから閑散としていそうな雰囲気が濃厚に漂っていたが。
1909年製の大仏さんである。高さは21メートル。
どうもタイのお寺は奇麗に塗り込められているので、古いお寺なのかどうかの判断が難しい。
というか歴史があるかどうかはお寺の価値を定める上で全くポイントに加算されないのかも。
では、何がお寺の価値を決めるかといえば・・・ズバリ御利益かゴージャスっぷりでしょう!
頭のトンガリがやけにカラフルなのが印象的だ。
横から見ると袖の下から足の下のラインが可笑しい。良くいえば抽象的表現、悪くいえば手抜き。
後者の可能性が大だが私はこういうの好きです。
大仏さんの右側には階段が付いている。
もっちろん登らせてもらいます。
・・・だが、ここも背中まで行ってお終い。
秘密の入口は・・・コレは違うだろうなあ。↑
まあ、普通に考えればここも衣掛け用の足場なのだろうが、階段を登りきった場所は大仏さんのお尻の辺り。
どう考えても大仏さんの肩に布を掛けるには命懸けの作業を強いられると思うのだが・・・
他に見るべきモノもないし、そろそろ行こうか、と振り返ったら先程のコドモ達が大仏さんの前で拝んでいた。
別にそれが美しい光景だった、とか言わないが、その自然な所作にチョット感心しました。
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