ワット プラ ノン チャクシー/シンブリ県

WatPhraNonChaksi/SingBuri


 お次は大涅槃像で地元では有名なワットプラノンチャクシー。

ここも大勢の参拝客でごった返していた。

本堂に至る狭い参道の途中には中華風の観音様が祀られていたりお坊さんが説教していたりして、そちらにも大勢の人が押し寄せていた。

境内には屋台や土産物屋もたくさんあり、屋外マッサージ(格安!)まである。かなり流行っている寺と見た。

中には油断ならないオブジェも

 

やっとの事で本堂に到着。ここにも大勢の参拝客が真剣に拝んでいた。

で、人々の視線の先には長さ46メートルという巨大な金色の寝釈迦さんが。

人々の祈りを聞いているのかいないのか、呑気なお顔でリクライニング。

それにしてもほっっそい顔ですなあ〜。

一方、拝む方も真剣モード。殺気立っているようにも見える。うむむ。

 

寝釈迦さんに黄色い布を奉納している人達がいた。

面白かったのでしばらく見入ってしまった。

まず布を本堂隅の売店で購入。そして寝釈迦さんの胴体にぶら下がっているブランコ状のハンガーに引っ掛ける。

ハンガーに布を掛けるとおもむろにもう1本のヒモを引っ張る。

すると、あ〜ら不思議。ハンガーに掛けた布がするするする、っと寝釈迦さんの胴体の上まで登って行くではないか。

こうして寝釈迦さんへの布奉納が終わる。

しばらくすると先程のハンガーが空になって元の位置に戻って来て、そこに次の参拝客が布を吊るしてするするする〜ってな感じ。

こうして寝釈迦さんは何重もの金の布に覆われていくという寸法である。

寝釈迦さんの背後にまわるとググっと人の量が減る。

タイの一般的な人はあまり寝釈迦の裏には回らないのだろうか。

そりゃそうだ。日本だって大仏の裏にいちいち回るのはよっぽど物好きだもんね。

寝釈迦さんの頭は細長くてトゲトゲで、まるでドリアンみたいでした。

 

足の裏手に階段があった。

登ってみたらふたりのお兄ちゃんが先程の黄色い布をハンガーから外しては元に戻す作業を繰り返していた。

ご苦労様です。

 

寝釈迦さんはお昼寝中かもしれないが、ふたりのお兄ちゃんは皆さんの祈りをばっちり受け止めてましたよ。

 


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