ヒンター
ヒンヤーイ/サムイ島,スラターニー県
HintaaHinyaai/KoSamui,SuratThani
泰国珍寺武者修業もいよいよ最終段階に入った。
コサムイでの最大の目的はとある庭園での修業なのだが、調べてみるとその庭園は一般人がふらりと行ける場所ではないらしい。
何でも軍用地の中にあり、かなり険しいダートを走破しなければ辿り着けないそうなのだ。
一見かなり秘境っぽいが、実はコサムイ名物サファリツアーに参加すれば、普通車では到底登れない荒くれ道をジープでがんがん登り、簡単に連れていってもらえる、という事が判明。早速ツアーに申し込む。最終修業に向けて出発だ。
・・・しかし・・・
ツアーといえばお約束の超観光地巡り。
ハッキリ言って面白くも何ともなかったが、これもまた目的地の庭園まで辿り着くためには致し方あるまい。
修業のための修業なので歯を食いしばって我慢しながら象に乗ったり、猿が取って来たココナッツジュースを飲んだり、滝壷で水浴びをしたり・・・
結構楽しかったです。はい。
そんなツアーの中でも密かに楽しみにしていたのはヒンターヒンヤーイという観光スポット。
ヒンターはおじいさん、ヒンヤーイはおばあさん、という意味らしい。
・・・要は陰陽石なんですわ。
海沿いの岩場に立つ立派なおじいさん。
陰陽石といえば性信仰と直結するアイテムだけに周辺に木製チンコとかがズラッと並んでたりするのかと期待していたのだが、全然そんなものはなく、あるのは観光客の苦笑ばかり。何となく予想はしてたんですけどね。
で、おばあさんの石なのだが、こちらはすぐ近くの波打ち際にあり、陸からは見えないので岩の先端に行かなければならない。
滑りやすく危険だからか、モノがモノだからかは定かではないが、ガイドのお兄ちゃんは男だけ見てこい、という。
で、見て来ました。
ああ〜こんなんかあ〜
結局、バンコクのチャオ
メ−トプティムのような濃い信仰は見られなかった。
それでも何故かストリートならぬ波打ちミュージシャンなどがいて、何とか場を盛り上げようと必死だった。
こんな地味〜な観光地だが土産屋だけは沢山あって、みなココナッツ餅のようなモノを売っていた。
そんなお店の奥でナンミョーホーレンゲキョーと唱えるおばさんがいた。
タイにもいるんですねえ。
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