チャオ
メ−トプティム/バンコク
ChaoMaeTuptim/Bangkok
バンコクで指折りの高級ホテル、スイソテル ナイラート パーク バンコク(旧ヒルトンインターナショナル)。
その一画に私はいる。
とはいえ勿論こんな高級ホテルに泊っている訳ではない。
いるのは丁度矢印のあたり。
何でこんな縁も所縁もない高級ホテルの敷地内にいるのかといえば、実はここにユニークな神社があるからなのだ。
どんな神社か、といえば御覧の通り。
タイ版金精大明神!!である。
あるんですねえ〜、タイにも。
通路の両脇に並ぶ大小様々なチンコ。そのほとんどが真っ赤ッか。ひえ〜。
その数千本!
御利益としても、まあ、間違いなく子宝系でしょう。
周辺には英国大使館をはじめ各国の大使館が多く建っている。そんなところにこんなモノいいのか?
「OH!〜何ト下品ナところデショウ!」てな事にならなければいいが。恐らくホテルが出来る前からあったんでしょう。
ちなみにこの神社に辿り着くにはホテルの業務用の駐車場を抜けて行く。華やかなホテルの裏の裏。
かなりうらぶれた場所にあり、当ホテルでは一切関知してませんからね!的な態度を如実に示しているのでホテルマンやショップの店員に聞くのはかなりの恥辱プレイとお見受けいたしました。
人々の信仰も篤いようだし、無下に取り壊す訳にもいかず、じゃ、とりあえず宿泊客の一番目の届かないトコロにしましょ、という配慮で一番目立たなくなるように設計されたのではなかろうか。凄いっすね。
チンコ行列の先には小さな祠があった。
中に祀られているのは様々な神様。日本と同様この手のお願いは民間信仰の守備範囲でタイのローカル宗教が受け持っている。
並んでいるのはそこの神様方。なんだかド−ルハウスみたいである。
祠の裏手にもびっしりと立派なヤツらが林立して無言の男祭りを繰り広げている。
ここまで明け透けだと、もう笑っちゃうしかないっすね。
大きな金精様には色とりどりの布が巻き付けられ、その真剣度が伺える。
中にはチンコに足が生えたチンコ星人も。しかもチンコにチンコが生えてるじゃないですか!
これを奉納した人はマジなのだろうかシャレなのだろうか。
木をはじめ石、コンクリなど様々な材質の金精様があった。
白いのは大理石タイル張り。赤いのはビー玉を敷き詰めたイボイボ型。
残念ながら現在は金精様の奉納を断っているそうだ。
ま、ホテル側としてはコレがあふれてフロントまで並ぶようになったら、困りますわな。
一番奥の木にも布が巻き付けられ、その根元にもびっちりと奉納人形が。
あっ、参拝者が来た。
汗かきベソかき千本ノック真っ最中の中に一人祈りを捧げる若い娘さん。
人の信仰をどうこう言うつもりはないけど、ワタシにとっては違和感ありありでした。
つーか、こんなところにいるだけで男の私でさえ妊娠しそうです。
かつてはこんな若い娘さんがでかいチンコ担いで奉納しに来たんでしょうか・・・
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