ワット プラ レム/サムイ島,スラターニー県

WatPlaiLeam/KoSamui,SuratThani


コサムイの最新参拝スポット、ワットプラレムはワットプラヤイから車で数分のところにある。

見どころは出来たてホヤホヤの大仏さん。

青空をバックに人造湖の上に鎮座するその姿は中々神々しい。オラオラ感大である。

しかも大仏界初の千手観音タイプ!

高さは20メートル程。左右の手が扇状に広がっているのでワイド感満点である。

9対ある手の内6対はいわゆる片持ち梁構造だ。チョット耐震強度とか心配ですね。

それよりこれは千手観音なのだろうか?南方上座部仏教のタイには観音信仰はない筈。

ま、面白いから何でもいいんですけど。

こう見ると「な〜んちゃって」のポーズ(ふうっっっる〜)を思い出してしまうのは私だけでしょうか。

 

 持物も仏具なのかどうか良く分からない。

 上から

・赤貝

・8ミリフィルムのテープ

・コンビーフを開けるヤツ

・桃の実

・ゴールドライタン

 と思われる。

アーミーナイフみたいな大仏さんである。

大仏さんの足元には龍がのたうち回っている。

 その前には大仏さんと同じポーズの観音像が。コレを見る限り赤貝じゃなくてモンブランケーキだったみたいです。

さらに隣には占いマシンが。

世界中からやってくる観光客のために英語で説明してある。日本のおみくじと同じようなシステムですね。

できたてで奇麗な大仏さんだが何故か足元だけが汚れている。

池の中を歩いて来たのだろうか。

背後に回ると手がいっぱいあって、何だか新種の昆虫みたいだ。

でも衣や台座や龍の鱗が細かく刻まれていてかなり気合を入れて造った事が窺える。

隣を見ればやはり池に浮かぶ本堂。

シンブリのワットムアンのように蓮の花びらに囲まれている。

一旦陸地に戻り、再び橋を渡り本堂へ向かう。

本堂の前には車輪を従えたお坊さんが。「金色=とにかく偉い」という図式のタイ仏教界。相当偉い人なんでしょう。

本堂もピッカピカのホヤホヤである。

中に入るとお釈迦様がデーンと鎮座している。

四方を湖に囲まれているので開け放たれた窓からは心地よい風が吹いて来る。

その窓からは隣の大仏さんが良く見える。

壁には様々な仏画が描かれている。この辺は比較的スタンダードなタイのお寺といった様子だ。

あ、やっぱりお釈迦様は蓮の上に立っているのか〜。

本尊の対面の壁には色鮮やかなタイ風須弥山図(のようなもの)が描かれていた。

部屋の角にあるハシゴが気になったが、まあ、登るのはやめときましょう。

まだ工事中の建物もあり、今後が楽しみな寺であった。

庭の東屋には巨大な仏足跡があった。大仏さんサイズ、という事なのだろうか。

 

  ワットプラヤイと並びコサムイ2大巨頭として御活躍をお祈りしときます。


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